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事業の将来性を測るためにクラウドファンディングを活用|GoAngel事例「グローバルゲイツ」

株式会社グローバルゲイツ代表取締役会長 梅村真行さんに聞く

by GAGuide編集部
2019年3月29日
in GoAngel事例
グローバルゲイツ梅村

貿易業を中心に、幅広く事業を展開し、近年はホテルのハウスキーピング事業を積極的に展開しているグローバルゲイツ。株式投資型クラウドファンディングGoAngelを活用し、資金調達を果たしたのは2017年12月から2018年1月にかけてのこと。約50人の出資者を得て、目標金額の2000万円をクリアした。グローバルゲイツがこの仕組みを活用した真の理由とは何か。代表取締役会長、梅村真行さんに尋ねた。

 

全員の反対を押し切って活用に踏み切る

「今、自分が手掛けている事業に魅力があるのかどうか、世の中の反応を知りたいというのが一番の理由でした」

 

株式会社グローバルゲイツ代表取締役会長の梅村真行さんは、GoAngelを活用した理由についてそう語る。

 

梅村さんがGoAngelを知ったのは、新規事業として手がけていたホテルのハウスキーピング事業が将来どうなるのか迷っていた頃だった。

そのまま事業を続けるか、それとも撤退しようか、迷っていた。

 

「事業として魅力があれば、出資してくれる人もいるでしょう。しかし魅力がなければ出資してくれる人はいないはず。本当に世の中のニーズにかなっているのか試してみたかった」と梅村さんはいう。

 

もしも出資者が現れなければ、きっぱりと事業を諦めようと思っていた。

 

梅村さんがGoAngelを知ったのは、DANベンチャーキャピタルが開催するGoAngelの説明会に参加したのがきっかけだった。2017年の1月のことだ。

 

「クラウドファンディングで資金調達するという仕組みは面白いと思いました」

 

ところが、付き合いのあった金融機関や証券会社の人たちに相談すると、一様に反対されたという。証券会社からも、株主が増えると会社の意向に沿った経営のコントロールができなくなるとの理由から反対があった。

 

「相談した人で、賛成した人は一人もいませんでした」

 

しかし梅村さんはそんな周囲の意見に疑問を持った。

 

「全員から反対されたことで、何とか成功事例を作りたいとと思ったんです。他の人がやらないからこそチャンスはあるのでは」

 

目標金額はもっと高くてもよかった

その後、DANベンチャーキャピタルの代表、出縄氏と打ち合わせを重ね、その年の6月ごろから準備に入る。投資家を募集する会社紹介の動画はグループ会社が制作したため、準備の費用は低く抑えられた。結果、書類の郵送代その他で、40万円ほどに収まったという。

 

投資募集の告知をするメールは約700人に送った。もともと事業の将来性を知るためにすることだからと、血縁関係者は応募者から除いた。

 

申込みは1株=5万円で、最低申込金額を5株(25万円)以上。1人25万円か50万円の2通りからいずれかを選んでもらう形だ。

 

募集期間は2017年12月7日から2018年1月21日までの45日間。

 

「募集を開始しても出資者がなかなか現れないんです。年が変わって1月になっても目標金額の30%程度しか集まっていない。事前に『投資するよ!』と快く返事をくれていた知人からの申し込みもなくて、慌てました」

 

50%に達したのは1月の半ばごろ。その頃になってようやく申込みのペースが早まり、70%を越えてからは目標達成まで一気に駆け抜けたという。

 

「みなさん、直前になるまで動いてくれないんですよね。締め切り直前に始めたために、ネット操作に手間取って間に合わなかった人もたくさんいたようです」

 

ネット上の申込みフォーム上での手続きや質問項目への入力に手間取る間に、締め切りを迎えてしまった人も多数いたという。

 

「GoAngelは目標金額に到達したらそこで終了ですから、本気で出資したいと思っていた人がどれだけいたかわかりません。ただ後で聞いてみると100万円でも200万円でも出資したい人がいたようです。申込み金額や目標金額に上限がなければ、あと1000万円はプラスできたんじゃないかと思います」

 

「人生の棚卸」という意外な効果

GoAngelを活用したことで様々なメリットがあったと梅村さんはいう。その一つが「人間関係の棚卸」だ。

 

「意外な人が出資してくれた反面、この人は絶対に出資してくれると思っていた人が出資してくれなかったりと、予想外な結果となりました。GoAngelを通じて本当に大切にすべき人間関係や取引相手を把握できました」

 

今回、出資してくれた人とは、それまで以上に付き合いが濃厚になったと言う。

 

「50人の株主は、みなさんよく知っている人ばかりでしたが、その後はお客様を紹介してくれるなど、これまで以上に踏み込んだ形で応援してもらえるようになりました。50人の応援団ができたようで心強いです」

 

もう一つのメリットは、経営に対する姿勢を見直すきっかけになったことだ。

 

「人様のお金をお預かりしていることで、私自身も緊張感を持って仕事をするようになりました」

 

GoAngelで資金調達をした後、臨時株主総会を開催したという梅村さん。株主の前に立った時、これまで味わったことのない緊張を感じたと話す。

 

「当日を迎えるまでは緊張しましたね。でもこの事業にかける想いを伝え、事業計画を発表したところ、全員に承認していただきました。この人たちは当社の応援団だと感じました」

 

梅村さんが社長というポジションに就いたのは33歳の時。以来20年以上にわたって社長を務めてきた。

 

「これまでは自由にやってきましたが、今は一つ経営判断をするにも、一瞬『本当にこれでいいのか』と何度も考えるようになりましたね。そういうところは経営者として非常にプラスになったと考えています」

 

集まった資金を大切に使うために

GoAngelで資金調達に成功したことで、ハウスキーピング事業を展開していくことに迷いはなくなった。そこから一気に事業拡大を図る。

 

東京一都三県と北海道で営業活動をしてきたが、現在は国内の広範囲に事業エリアを拡大しており、同時にアジアを中心に海外進出も図っているところだ。

 

「株主を募集する時に掲げた使途は人材採用と教育研修費用、そして事業拡大のための運転資金です。株主から預かった2000万円を大切に使っていきます。」

 

また、多くの株主を得たことが社員にもよい影響を与えていると梅村さんは言う。

 

「株主がいることで社員それぞれの意識が変わったような気がします。仕事に対する自覚とか責任感が生まれたようです」

 

実際にやってみると様々な効果やメリットがもたらされたことから「もっと早くやっておきたかったですね」と梅村さんが笑う。

 

中小企業にとってGoAngelは最高のコンサルティング

グローバルゲイツがクラウドファンディングによる資金調達を成功させたことは話題となり、取材や講演の依頼も飛び込んでくるようになった。他の経営者からもよく相談を受けるようになったという。証券会社が言うように、株主が増えたことから、経営のコントロールができなくなるということもなかった。

 

「相談に来た人には、クラウドファンディングはやった方がいいよと勧めています」

 

オーナーが自由にできるからこそ、一度、GoAngelで自社が必要とされているかどうか、世間の声を聞くことは大切だと梅村さんは語る。

 

「成功すれば自信になりますし、受け入れられなかったとしたら、反省して何か対策を考えるべきだとわかるじゃないですか。どちらにしても損はありません。未上場の中小企業にとってGoAngelは最高のコンサルティングだと思います」

 

梅村社長はGoAngelを活用したのをきっかけに、株式公開(IPO)を考えるようになったという。今後はIPOを視野に入れた事業展開を行っていく方針だ。

 

 

<参考資料>

・訪日外国人数は、2018年に3000万人を突破し、回復傾向にある。2019年は、3500万人超が予測されている。(JTB 2019年旅行動向見通し)

訪日外国人推移2018

トラベルボイスサイトより

 

・ホテル客室数も増えている

ホテルオープン計画数推移

みずほ総合研究所 リサーチTODAY 2018年9月13日より

 

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